木造住宅の補強対策を言い続けていた

昨年から今年の春にかけて、木造住宅の案件の相談者に「防音ばかりにシフトしないで耐震性や耐久性など安全な構造を重視してください」と特に言い続け、提案書を提示してきました。
約半分のかたが納得されご契約いただいたのですが、他の半分のかたは特段の反応がなかったです。

今回、東日本の大震災に次いで、また大きな地震被害が発生したわけですが、これは東京ならばもっと甚大な被害が発生したと思われます。
*東京も老朽化住宅が都心部周辺に多く分布しており、防災計画の中でも再三指摘されてきました。

私は他の音響・防音専門業者に比べて地震対策など耐久性を気にするのは、会社勤め時代、防災公園を含めた防災まちづくり計画の業務を経験していたからです。

木造住宅を耐震住宅に本格改造するのは費用的にも難しいのですが、せめて防音室だけでも、確実に避難できる時間や避難路を確保できるように構造的な補強を心がけています。
ちょっとした工夫で、避難するための時間を確保できる。たとえば壁や天井、通路の構造用合板補強をしておけば、一気につぶれたり、崩壊する時間を遅らせることができます。
その間に逃げればいいのです。

私の相談者は、他の業者には防音室を計画する時に、構造的補強対策を特段提案されたことはないと言います。私にはとても不思議です。
実は、補強対策は防音効果を高めるので、一石二鳥的な工法です。
私は会社勤めから通算して30年以上、問題意識として持ち続けていました。
これも他の業者に比べて経歴が特殊だから、そういう発想になるのかもしれませんが。

まずは、自分のフィールドから取り組んで行きたいと思います。

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by neo-diy | 2016-04-16 07:46 | 仕事の回想・自分史 | Comments(0)

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