木造新築防音室は新築業者のレベルに大きく左右される

今年の担当現場と取引先建築士の調査現場の事例を突き合わせると、次のような重大事項が整理されます。
・ある埼玉の大手住宅建築業者(主に在来工法)に要注意
 *制約条件が多い割には途中でいきなり計画を変更する
 *石膏ボード2重張りを強要する仕様で施主に不利益を与える

・発泡断熱材は硬質タイプ、軟質タイプ共に不安定でグラスウールやロックウールなどに比べて防音効果を低下させる
 *メーカーのデータは現場の効果と大きくかい離する

・ALCパネル(へーベルなど)工法は遮音性が低い、メーカーの自己申告データと現場が大きくかい離する
 *基本的に費用対効果が低いので木造住宅には使用しないほうが望ましい

以上の内容に直面し、私のほうも被害を受けました。完成後の音響対策に手間がかかるからです。しかも防音施工に余計なコストがかかる。

迷惑業者や迷惑な製品は、この世から無くしたほうが良いと思うので、私のウェブサイトでは出来る限り具体的に情報を記載したいと思います。
→サテライトページにエピソードとして追加する予定。

施主と新築業者の制約により、思い通りの防音設計が出来なかったことは残念ですが、貴重な分析材料になるので、自腹で提携先建築士に依頼して精密音響測定を実施することにしました。
*数値で客観的なデータとしてストックすれば誰も反論できない。

私は現場および実践経験主義なので、設計マニュアルやメーカーの製品効果は担当した現場で確認しないと信用しないという考えを持っています。

ですから取引先の製品は全て取引先自身に実験で計測してもらい、ユーザーの評価、担当現場をもって総合的に評価します。

とにかく言うことを聞かない新築業者はリスクが大きいことを施主には認識していただきたい。そのためのエピソードを警鐘としてウェブサイトに載せます。
私には、これしかできない。施主や新築業者に却下されれば提案の仕様が一部使えなくなり、難しい現場が余計に難しくなるわけです。

ユーザー、施主を説得するためにも実例を出来るだけ多くストックして、ウェブサイトに掲載して発信するしかないだろうと思います。
防音対策に完全なものはないが、リスクを減らすこと、費用対効果を高めること、どんな施工業者でも実施できるような工法を目指すことが重要だと思います。

最後に、看板の大きな住宅業者ほど、もうけ主義に走り、大した技術もないのに決断も遅く、施主に迷惑をかけることが多く、中小企業よりも態度が悪い。
それに組織が大きくなると全体を把握できる責任者が見えなくなり、問題が複雑化する傾向がある。新築住宅などを計画されているかたは、業者の看板の大きさではなく、中身を重視して契約されることをお勧めします。

木造住宅は、木造・木材を生かすことが最大のポイントです。石膏ボードや軽量コンクリートパネル(へーベルなどのALC)、鉛ボードに依存してはだめです。

遠まわしに書きましたが、これ以上、詳しく書くと業者が特定されるので、ここで筆を置きます。

[PR]
by neo-diy | 2016-08-20 08:21 | 住まいの防音 | Comments(0)

ホームページづくり、DIY防音や、知人のウェブページ、雑記※長文や迷惑文章でなければコメントを歓迎します。(東京都在住)


by neo-diy