追い込まれてから力を出す

会社勤め時代は、余り時間管理がうまくなく、いつも追い込まれてから力を出すようなやり方に変化していった。これは担当する仕事自体に余り魅力を感じていなかったことが背景にあったように思います。

鮮烈に記憶に残っている仕事(案件)が3つありました。この3つに共通したことは、この課題ができなければ御社には業務を発注できないと先方の担当者(係長・課長代理・専門役)に言われたことです。
私個人の責任ではないけど、他に担当できる者がいなくて人質のような状況になり、同僚のミスまで含めてクリアしなければならない状況に追い込まれた。

3つの案件ともに不幸中の幸いか、自分自身で答えを出すことが出来ました。
先方の期待に応えることが出来てプロジェクトは本社へ上げることができたと聞きました。クライアントは現在の都市再生機構でした。
当時は委員会方式のプロジェクト検討会であり、本部の次長クラスまで事務局になっており、これらの面子をつぶしたら、私の所属していた会社には大打撃となるところでした。

私は自分の限界と会社勤めの限界を感じて、この業界を去りました。その後独立して自営業となり今日に至ります。時間管理が下手な理由は、一つの課題に対してぎりぎりまで時間を掛けて考え続ける自分の体質・思考パターンにあります。
ですが、自営業になって、このやり方は、自分のオリジナルな設計手法を生み出しました。時間はかかるが、他の専門業者にはない手法・工法を創り出した。

まさに、追い込まれてから力を出したというわけです。他の業者のマネはしたくなかったし、既存の業界の問題に気づいていたからです。
その代償は商いとしては利益が少なく、経営的な問題を抱えることになったわけです。手間がかかる割には見積金額を抑えており、依頼者のほうを向いて仕事をしていた。だが、昔の職人はこのような仕事ではなかったのかと、学生時代を想い出しました。

音響・防音設計の仕事を職人のような手仕事で構築する、だから「防音職人」というウェブサイトの統一名称・屋号を名づけたのです。
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忘備録・仕事などの雑記

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by neo-diy | 2017-03-07 08:12 | 仕事の回想・自分史 | Comments(0)

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