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新築住宅の防音室でミスした新築業者

ある大手の住宅メーカーが新築する木造住宅の現場が竣工間近で、今月末には私のほうの防音室施工チームが引き継ぐのですが、今日まで色々と新築業者の無駄やミスが重なり、余計な手間がかかりました。

建築の事や現場が分かっていない営業マン、現場に指示ミスした建築士の不手際で、あやうく重大なトラブルになりかけたのを、私が念のために施工担当に指示していた連絡で現場をぎりぎりのタイミングでチェックしました。
*床のレベル設定が間違っていました。

営業マンは、内窓のサイズや色を私に聞いたり、無駄な打合せを何回もセットするだけで、肝心なポイントを大きく外し、ほとんど役に立たない。
大手の看板をもって仕事をしているスタッフは、連携もなくバラバラで技量不足です。

この現場は春頃から依頼者と打合せをしていたので、依頼者も私の伝える重要なポイントを理解していました。ですから新築業者のミスには大分がっかりされていました。

去年から大手新築業者の現場をいくつか担当していますが、問題なくスムーズにできた現場はほとんどないです。このようなお寒い業界だから、新築の防音室はトラブルが多いのです。

私への相談は、今回の現場のように設計段階から依頼されれば何とかできますが、完成してから相談された件は、改善するのに、一部解体したり無駄な費用が発生します。

9月に完成した地方の防音室改善工事も、竣工後の相談でしたので、大分無駄な費用がかかりました。でも、問題を解決できたので、良かったのですが。(これも新築業者の失敗現場)

公開したい事例が今年はいくつかあり、すでに契約者にも了解を得ています。ネタが沢山あるということは、それだけ問題のある現場を担当したというオフレコの話があるわけです。
しかし、依頼者のみなさんが他の困っている人の参考になればということで快諾いただきました。

今回の新しい現場は大型の防音室であり、前例のない多量の防音資材を使います。
この件だけで、小冊子が作れるほどの内容があります。
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暮らしの雑記

by neo-diy | 2017-10-17 07:40 | 住まいの防音 | Comments(0)

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