2017年 06月 09日 ( 1 )

依頼者が街が職人を創る

東京の下町だと、昔は仕事の注文者や町そのものが良い職人を育てる(創る)と言われたものです。

良い仕事を与えれば、職人は懸命にそれに応えようとする中で、さらに技術と精神を磨くというわけです。
いまは大半の職人が大手の傘下に入り工期の短い注文を急がされて作ります。
*建築の現場も同じです。

我々、設計コンサルタントも、良い仕事に会えないと経験値も増えませんし、技術もレベルアップしない。私の木造設計技術も難しい現場経験のおかげで開発されてきたと言っても過言ではないでしょう。

最近は、廉価で難しいことを注文されることが増え、予算面で成立しないことがあります。相談者そのものが無理を言うことが増え、結局、安い大手のダンピングにもっていかれてしまう。

昔ながらの職人仕事では間に合わない、予算を超過することになり、結局は依頼者そのものが自分で自分の首を絞めることになり、業者も育たなくなるという悪循環が今の東京の姿です。
*価値観のデフレと言ってもよいと思います。

むしろ、地方の案件のほうが適正価格で発注する人が多く、価値観が東京を中心とした首都圏とは異なるところに救いがあります。

しかし、これで良いのだろうかという疑問がジレンマとなり、自分自身の仕事とクロスオーバーします。なにか手立てがないだろうかと考えながらウェブサイトを作り、相談業務を継続してきました。

まだDIYによる模索中です。
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忘備録・暮らしの雑記

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by neo-diy | 2017-06-09 07:57 | 仕事の回想・自分史 | Comments(0)

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