カテゴリ:住まいの防音( 66 )

木造の楽器防音室が完成

今月の2日に、和楽器の防音室(壁・窓)のリフォーム工事が完了し、想定以上の音響・防音効果が出たようです。

私の既往の事例では、在来木造住宅において、厚さ41ミリでD-50を実現するというのが標準仕様になっていたのですが、今回の現場で厚さ35ミリでD-50の遮音性能を実現できたようです。

またまた、業界の薄型木造防音室の防音壁の記録を更新したことになります。

なぜ、他の専門業者に比べて大幅に防音壁を薄くできるのかというと、使用している複数の遮音材の費用対効果が高く、これに木質ボードを組み合わせているため、遮音も音響も大幅にリフォームで改善できるのです。
*質量則を大幅に超えた効果が出ています。

仕上がりは従前と変わりなく、見た目は普通の洋室です。

他の専門業者が採用している遮音パネル工法とは、費用対効果が格段に高くなります。

これも22年以上の研究成果と実践経験の蓄積によって確立できた仕様・工法です。

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by neo-diy | 2017-08-04 13:58 | 住まいの防音 | Comments(0)
私が扱う特注品(メーカー工場の受注生産品)は、類似品に比べて廉価です。それは住宅・建築業界の製品ではなく土木、車両・機械設備、畳業界の制振材など異分野のものです。
一般建材メーカーや防音建材メーカーとは別ルートで生産されているからです。

しかも、私のウェブサイト以外に少量で現場に支給している専門業者はなく、価格変動も少ないという特殊事情があります。
取引きを安定化させるのは非常に大変なのですが、現状では費用対効果の高い製品を確保できています。

このため薄い防音構造の木造住宅や防音室に適用できるわけです。使用体験者や担当現場における計測、メーカーの実験データなど客観的な数値・体感をもとに独自の設計・施工仕様を作りました。

費用対効果を高めながら、コストを抑えることができるのは、私がすべての運営サイト・ブログを自分で構築しているので、広告経費を上乗せしてないためです。

他の業者は広告費用やウェブサイト構築費用を外注費として計上し、その分を製品などに加算してます。それが普通のやり方なのですが、私の場合は完全自営で商いをしているので、取引先の中でも特殊です。

また、市販品を使って防音設計を担当した現場もあり、特注品との効果の差を体感しています。

何事もDIYでやってみないと自分で納得できない性格なので、先輩建築士に現場監理を外注する以外は、すべて職人の手作りを基本としています。
このため大手防音建材メーカーの施工要領の間違いにも気づきます。

どんな分野でもそうですが、手間を惜しむような工法は必ず弱点があります。

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by neo-diy | 2017-07-19 07:37 | 住まいの防音 | Comments(0)
本日の午前をもって、2017年8月までの無料相談を終了しましたので、今後は当ブログでテーマ別に投稿しますので、ご質問のあるかたは、該当する記事に投稿してください。
*お一人に付きご質問は2つまでとさせていただきます。
*投稿は匿名にしてください。製品名や業者名は伏せてください。宣伝または迷惑行為は運営者の判断で削除させていただきますので、ご注意ください。
メールまたは電話での無料相談はお受けできません。

昨日は木造賃貸住宅の専門誌の記者に取材協力をしましたが、なかなか幅広い話が出てきました。マンションの生活防音の話から具体的な防音材の種類や性質まで多岐にわたるものでした。

木造賃貸住宅のオーナーへの情報誌ということで費用対効果や防音工事の事例についてご説明しました。
*9月に取材記事が掲載されるようです。

大手の複数のメーカーが販売する防音材について施工要領そのものが間違っている事例があり、具体的に問題点を説明しました。

手前味噌で恐縮ですが、上記の記者とライターがネット上で専門家やサイトを検索した結果、自分たちが求めるコンテンツはほとんどなく、本当に厳しい業界なんだと認識されたようです。

では、当ブログをお気軽にご利用ください。
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【追記:2017.07.14】
防音職人のウェブサイトで扱っている防音材のご質問にもお答えできます。
*一般的な防音材についても、約22年間の経験から出来る範囲でアドバイスします。

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by neo-diy | 2017-07-14 07:07 | 住まいの防音 | Comments(0)

ピアノのDIY防音

この前の火曜日(20日)に、ある木造ピアノ教室の床を、うちの施工チームが防音リフォームしてきました。新築物件なのですが、新築業者と建築士の設計施工の内容が悪くて、音漏れが目立つ現場でした。
*二転三転して結局、床のDIY防音を提案したのですが、きれいに仕上げたいということで急きょ施工チームの出番となりました。

木造住宅でもマンションでも問題の多くは、床を伝わる固体伝播音(振動音、打鍵音)が音漏れの原因です。やる気になれば相談者自らがDIYで対策出来ます。
*地方の依頼者のブログ(クリックすると見れます)→ピアノを始めた
この人のように家族が協力してくれればできます。

ピアノの脚にはめる円形のゴム脚がありますよね。
あれは防振対策よりも、地震のときの転倒防止に役立ちます。それを前提に既存床に防音材とカーペットを敷けば、立派な防音対策ができます。

昨年より、ピアノのDIY床防音の相談が増えまして、そろそろ特設ページを作ろうかなと思っています。
*麻フェルト5ミリ2重+遮音ゴムマット3ミリ2重+タイルカーペット約6.5ミリこれが基本です。
*もっと厳重なプランもあります。

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by neo-diy | 2017-06-24 08:15 | 住まいの防音 | Comments(0)
生活防音と一言でいうと分かりにくいですが、たとえば、マンションの足音と言えばよくある問題の一つです。これは構造的な問題で対処できないこともありますが、自分の家族が出す足音は軽減できます。

そのような対策を考えるのがコンサルティングです。ですが、マンション居住者は無料相談と思い込む人が多いので、最近は控えています。

うちの職人一名は、そんな私の状況を知っているので、将来は防音製品のオーダーを受ける商いを考えているようです。そうすればコンサルティングは無駄にならないという彼なりの計算です。
*大半の通販サイトは、これは効果がありますと言って、なんでも売るわけですが効果のないものが多いです。それは防音効果を現場で検証しないで販売するからです。

実績のある製品を製作して販売するという商いは悪くはないと思います。ただし、マンションなど住宅において「完全防音」はあり得ません。お互いの居住者のマナーと妥協点で折り合いを付けるしかないのです。
*分譲マンションの場合は、管理規約をベースに使用細則の中で管理組合でルールを決めることになります。

一方、木造住宅のコンサルティングは有料相談と防音設計業務でお受けしています。新築住宅では計画の段階から契約していただけると、確実な対策が実施できます。新築業者や設計者のリスクを回避する提案もできます。これが私の一番得意なものです。
*もちろん、マンションを新築して経営する大家さん向けの業務もできます。

私の課題は、コンサルティングという業務を一般のかたに理解していただくためのウェブページを作ることです。この言葉は、会社勤めや経営者の人は概ね理解できる人が増えてきました。

問題は、意図的に知らないふりして無料相談で情報を持ち逃げしようとする者を判別できるかどうかです。
経験と勘が頼りですが、たまに判断ミスをすることがあり、苦虫を噛むことがあります。

なんとか特設ページを作って、うまく活用して事前に仕分けしたいものです。
*だいたい、人様の経験やノウハウを軽視する人は、自らの問題を解決することはできません。

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by neo-diy | 2017-06-15 07:43 | 住まいの防音 | Comments(0)
国立駅前の打合せ場所(喫茶店が5/27に閉店)がなくなるので、仕事場を片付け始めたところ、2件ほど防音相談(生活騒音、戸外の車騒音)の予約が入りました。

1件は5月25日なのでギリギリ国立駅前で打合せが出来ますが、もう1件は27日をご希望です。
先週から打合せ場所として近所の居酒屋(立川市羽衣町2丁目)を利用させていただく約束をしました。
*現在、オフィシャルブログを私が構築中です。
*17:30から商談に利用できます。(日曜・祝日以外)もちろん、お茶などソフトドリンクは用意します。正式に発注される方は夕食の準備もします。お子さんも一緒に食事が出来ます。

住宅の生活防音は、出来るだけ早く問題を改善することを目的としているので、優先度は高いです。
*マンションも戸建住宅(木造など)も騒音が気になりだしたら眠れなくなります。

私も自宅マンションで生活騒音対策には非常に苦労したので、他人事ではないのです。

国立駅南口での打合せは25日(木曜)がラストです。27日からは私の仕事場の直近にある居酒屋(海進丸)で行います。エアコンもトイレも、お茶・食事も普通の飲食店と同じです。テーブルもゆったりしています。南武線・西国立駅から徒歩9分です。
*予約されたかたにはメールの添付ファイルで案内図をお送りします。

私が仕事部屋に保管しているサンプル材も打合せ場所に持参できます。

ついに相談拠点を羽衣町に移すことになりました。所在地は国立市の境界から数十メートルしか離れていません。国立市内の方は循環バス+徒歩または自転車でお出で下さい。

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by neo-diy | 2017-05-23 08:17 | 住まいの防音 | Comments(0)
現在、遠方の木造住宅のピアノ室の件、提案書を作成中です。

依頼者とメールや電話で相談して少しずつ前提条件を整理して、ようやく合計金額と音響・防音仕様が出ました。これから詳細な見積り・仕様書と計画概要を作ります。

今回の依頼者の良い点は、対応が素早いことと、誠実に情報を調べてよく考えてから回答されていることです。私のほうもモチベーションを維持できるので、多少の無理が利きます。

まだ、DIYによる対策の詳細など、依頼者のご家族が直接作業できる内容を検討中です。

ご予算に限りがありますので、新築を担当した施工業者による防音構造と依頼者のご家族が担当するDIYを仕分けして、出来る限り節約する工夫を併せて提案します。

なかなか検討に時間がかかるのですが、先に手を挙げていただいたので、最優先で取り組んでいます。
*2番目に手を挙げていただいた方の件は、近日中に着手します。

相談者が誠実に、速やかに対応していただけると、作業効率が良くなるので助かります。

3月も終わりよければなんとかですが、4月に向けて、桜の花と共に開いていきたいと思います。

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by neo-diy | 2017-03-31 08:49 | 住まいの防音 | Comments(0)
先週より休日返上で検討していた木造防音室の件ですが、ご予算を大分超過してしまい、非常に厳しい状況になりました。

この件は数年前にコンサルティング・防音設計などをご依頼いただいたかたから、ご紹介を受けましたので、私も無理して検討作業をしていました。
一応、電話とメールで見積合計金額の速報をお知らせしたところです。

外注扱いの特注二重サッシュの金額が出ていませんが、かなりの高額が予想されるため、私のほうの作業を保留させていただきました。
午後からは相談打合せがありますし、来週は別件の契約に向けて打合せがあります。

私のほうの施工チームの現場仕事が4月から途切れるので、お受けしたかったのですが、可能性は低いでしょう。夜の12時頃まで楽器を演奏することと、築年数の関係で壁・床下などの老朽補修など費用がかさむ要因があり、これ以上金額を下げられない理由があります。

あとは相談者のご希望金額に近づけるため、多少音響を犠牲にして総額を下げることができるかどうかです。
木造防音室は一生の買い物ですから、私のほうも無理してレベルダウンすることが難しいのです。

無料相談で延べ4日間検討に要したので、見込みがなければこの時点で辞退したいと考えています。
相当頭を使い、寝不足と疲れで脱力感があります(笑)。

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by neo-diy | 2017-03-16 10:46 | 住まいの防音 | Comments(0)
今日の相談はRC造戸建住宅ですが、最近の大半は木造の案件です。

木造とコンクリート構造の違いは、音の響きと伝わり方、それに遮音性能です。
木造は遮音性が低く、構造的な強度はRC造に劣りますが、それはあくまで普通の木造住宅仕様で建築した場合の話です。

木材はコンクリートに比べて音響を適度に抑える効果があり、適度に音を吸収しながら響かせる特長があります。これが楽器の防音室に適しているのです。
*とくにピアノ音楽室には最適です。

私がこのことを実感したのは、東京に住む従姉の自宅に併設したピアノ教室です。このときに、普通のグランドピアノの音は距離によって減衰することを体感しました。
要するに隣家との距離がある程度あれば、過度な防音対策は不要なのです。

それを知らないで、金太郎飴のような防音構造を厚さ18センチから20センチのボックス型で構築する業者は愚かです。過重量になるので耐久性にも問題が出ます。木造の特長をころしているのです。

先日、新築木造住宅の防音室の相談を受けまして、新築業者に要望したのは、床下補強、複層ガラス構造の窓の共振軽減、天井空洞部の吸音材の充てんだけです。
これだけ新築時にやっておいてもらえば、あとは竣工したあとで防音構造をそのうえに構築できます。

木造は下地構造などを備えておけば自由度が高く、音響・防音設計の提案次第で適切な音楽室が出来ます。あとは家具などの配置で音響を調整できます。
非常に素朴な仕様ですが、リスクを回避するとともに耐久性を高める工夫です。

実体験によって古い設計マニュアルを補正しながら、職人が適正に施工できるように配慮するのが、私流です。
*参考:木造と防音のせかい

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by neo-diy | 2017-02-25 07:43 | 住まいの防音 | Comments(0)
最近の戸建新築住宅は、気密断熱性能が向上した割には生活防音としての遮音性が低下しています。
それは設計仕様を見ると明らかです。

先日相談を受けました新築住宅の防音対策では、断熱材の密度が低く吸音性が低いのですが断熱性が高い繊維構造になっており、相反する効果になっています。

昨年の物件では断熱材に発泡材が使用してあるうえに、音の抜け道だらけの機械換気のシステムでした。埼玉県の大手住宅メーカーですが、防音室を造るには最悪の条件でした。この業者はテレビで盛んに宣伝していますが、気を付けたほうが良いと思います。

最近の新築住宅の傾向は高気密高断熱仕様ですが、遮音性能は昔の従来型住宅に比べて劣ります。
*物凄く重要な参考記事:発泡断熱材・換気ユニット工法(新築住宅)

テレビのコマーシャルに力を入れている住宅メーカーの大半は、大した技術力もなく、見かけ倒しです。
一番いいのは、良心的なベテラン建築士と木造が得意な地元工務店が協力して建築する物件です。

私は昨年、ベテラン建築士が担当する新築計画を、ある音楽家から依頼されまして、先日ようやく防音設計と施工要領を納品したところです。こういうケースが理想ですが、問題はコストです。
この案件の依頼者は土地を身内の所有者から分筆してもらい区画割して建築するので、土地代がほとんどかからない分を上物建築に使ったわけです。
*現在、最終的な見積調整をしているところです。

いずれにしても、ハウスメーカーは慎重に選ばないと後悔することになります。

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by neo-diy | 2017-02-14 07:56 | 住まいの防音 | Comments(0)

ホームページづくり、DIY防音や、知人のウェブページ、雑記※長文や迷惑文章でなければコメントを歓迎します。(東京都在住)


by neo-diy