カテゴリ:住まいの防音( 63 )

最近、また地震が増えてきましたね。
先週、着工した木造住宅のピアノ防音室ですが、この対策のテーマの一つは地震に備えて出来る限り壁や軸組の補強をリフォーム工事の中で行うというものです。

この提案が他の専門業者にはないということが、今回の依頼者が私と契約された大きな理由です。しかも既存壁に出入り口を新規に設けて、スリット型の開閉できる窓も同時に取り付けるという点が課題でした。
このため、軸組補強と構造合板によるパネル補強の両方を行うことで対処することになったのです。

この対策は、実は数年前から特に力を入れており、先日の地震でも23区内の元依頼者からご報告があり、防音室の補強が利いているのか、思ったよりもピアノや防音室が揺れないそうです。

3月に完成した防音室でも音響、防音対策以外に、防音壁と床の構造的補強を行いました。

木造家屋はちゃんと構造的な補強をしておくと、強い地震でも一挙につぶれにくくなり、逃げる時間が確保できます。木造家屋はリフォームにおいても補強しやすいというメリットがあります。

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by neo-diy | 2015-05-31 12:07 | 住まいの防音 | Comments(0)
先月完了した木造ピアノ防音室(新築住宅に併設、グランドピアノ)の防音効果と音響チェックに行ってきました。
無事、想定通りの遮音効果と音響効果が得られたようです。一安心です。

新築業者(防音職人とは無関係の住宅メーカー)の一部ミスもあり、音響が懸念されましたが、私の音響・防音設計がそれ以上に効果があり、それと専属施工チームの防音工事が丁寧であったことが幸いして、大丈夫でした。

この現場では、昨年の秋以降に採用している音響対策を適用し、ヴァイオリンやピアノに適した仕様を調整しました。木材の長所を生かし、相乗効果の高い防音材を使いました。
*詳細はオフィシャルサイト「防音職人の施工事例」に掲載する予定です。

今回の依頼者は、数多くの専門業者がある中で、当初から私を指名していただきました。理由はウェブサイトの内容が自分の求めるものと合致していたからだそうです。
本日のチェックのご感想も、音響がピアノにマッチして音色が柔らかい響に聴こえるということで、防音効果も十分で、夜の10時頃なら問題なく弾けるということでした。
*昼間なら思いっきり、フォルテシモ演奏ができると言われました。

床材には無垢の杉板フローリングを、壁には制振材・シージングボードなどを施工して、クロス仕上げとしました。楽器のナチュラルな音色を出すことができ、いつでもクロスを張りかえることもできるメリットがあります。
全体的にうまくいったと思います。
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by neo-diy | 2015-05-09 18:43 | 住まいの防音 | Comments(0)
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(琵琶奏者・榎本百香:写真はご本人提供、撮影者:本間直子)
昨日は、とても若い琵琶(和楽器)奏者の榎本さんの防音相談(DIY対策)でした。新居先の練習部屋の準備を行うため、和楽器である琵琶の特徴について概要をお聞きしました。
方針としては出来る限り音漏れを軽減するため、部屋を吸音材や吸音性のあるものを活用してデッドにすることになりました。

ご家族の協力のもと、分担してDIY作業を行う予定だそうです。壁面などを傷つけないように養生テープ、マジックテープ、両面テープなどを使って貼り付けます。またカーテンレールを取り付けて厚い布地のカーテンを併用します。

さて、せっかくですから、榎本さんのホームページをご紹介します。琵琶演奏のご依頼もお受けできるとのことですので、ご要望の方はホームページ経由で御問い合わせ下さい。
*ホームページ:琵琶奏者「榎本百香」

今後のますますのご活躍をお祈りしたいと思います。みなさん、どうぞよろしく。

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by neo-diy | 2015-04-11 11:28 | 住まいの防音 | Comments(0)

モンスター防音室の施主

 先週、直接契約していない現場の施主の奥さんから「防音性能を保証してもらえますか?性能は最低どのくらいになりますか。」といきなり自己紹介も無く、電話で言われました。

 内容から先月、防音相談を受けた建築業者の現場であることがわかりました。しかも僅かな相談料で簡易防音の仕様を教えただけです。それも全く取引のない建築業者が設計施工する木造新築住宅に併設する防音室です。

 ですから、「私が設計した建物でないので保証できないと伝えました。」「なにもしないより18dB以上は遮音性能がアップする見込みであるとだけ伝えました。」
 詳しく聞きましたら、私が想定していた金額の6割程度で防音室の施工費用の提示があったそうです。それは私の御蔭で新築業者が安く提案できたのです。
 それでも、その施主は費用対効果を超える要望があるようで、最低レベルの費用で防音室を施工するなんて、通常はあり得ないんです。
*グランドピアノの防音室ですから。

 たぶん、私の言い方が気に入らないようなのでキャンセルするんじゃないでしょうか。私もこんな現場に防音材を納品する気はあまりないです。相談料だけ建築業者からいただいて終わりにしたいと思います。物事の常識や挨拶も分からない人の防音室なんか興味ありません。
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by neo-diy | 2015-03-15 11:00 | 住まいの防音 | Comments(0)
 新しいエコポイント制度が創設されるようです。詳しくは国土交通省などウェブサイトをご覧ください。
省エネ住宅関連
対象製品

 リフォームでは内窓のほか、外壁、設備関係を対象として想定されています。防音工事の場合は、内窓は問題ないと思いますが、外壁の吸音材は対象製品が限定されるため、防音効果と断熱効果がバランスしないことに留意する必要があります。
*通常、吸音材と断熱材は別製品です。グラスウールなど断熱材は吸音効果が低いです。
*エコキュートは低周波など騒音問題が発生する場合があるので、設置には注意が必要です。

 ここで、さらに注意しなければならないのは、エコポイントを釣りえさにして、低レベルの吸音製品を使って防音工事を行う業者が現われることです。
 また、工事費用を水増しして、エコポイントばかりをPRする業者は、ほとんど防音設計も費用対効果の高い防音材も知りません。まともな施工を期待できません。

 なかには、建築以外からの異分野から参入するリフォーム業者も居ますので、注意が必要です。

 防音職人では、通常の専門業者が諸経費を25%程度加算するのに対し、7~12%程度しか入れませんので、仮に200万円相当の防音工事を契約しますと、約30万円の諸経費の差が出ます。
*エコポイント対象外でも、高性能な製品を使用すれば諸経費率の低い専門業者のほうが得になります。

 くれぐれも、エコポイントばかりに気を取られて誇大広告業者に騙されませんよう、ご注意ください。
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by neo-diy | 2015-02-09 08:30 | 住まいの防音 | Comments(0)

安全性の高い防音施工

 防音工事の依頼者で増えているのが、家族にアトピーや喘息、皮膚炎など過敏な方が居られるケースです。子供だけでなく、年配の方など年齢に関係ないようです。

 この場合、揮発性の接着剤や防音材(ロックウールを含む)は一切使えません。私自身も自宅の防音施工で揮発性の接着剤に触れて接触性皮膚炎で2か月弱通院しました。
 また、専属職人はロックウールやグラスウールの粉塵で皮膚が非常にかゆくなったり、咳き込みます。過敏な体質のため、彼ら自身がセンサーの役割を果たします(笑)。

 私や職人が危ないと思うものは、使用を制限します。ましてや上記のような依頼者の場合は、ロックウールや接着剤などが使えないという仕様・工法上の制約があります。

 この件は、メインサイトの記事で扱う予定です。

 他の業者が施工した相談案件では、柔軟性接着剤で、音楽教室の子供たちに頭痛や目の異常などの症状が出た事例があります。

 数年前、循環器系の専門医の奥様から、マンションの騒音対策を相談され、防音工事を行いました。その際、奥様自身がアトピーなど皮膚炎になりやすい、咳き込みやすいという状況を前提に、接着剤やグラスウール、ロックウールは一切使えないという制約がありました。完了後は騒音は半減しましたが、制約があった分、施工コストが嵩みました。

 ですが、ご家族の健康には代えられないので、防音職人では安全性を最優先で対策を検討しています。
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by neo-diy | 2015-02-03 09:11 | 住まいの防音 | Comments(0)

防音サイトや取引先の件

 マンションユーザーはDIY防音を行う人、既製のボックス型防音室を設置するが多く、戸建持家ユーザーは通常の防音施工をプロに依頼する前提で検討されることが多いという傾向があります。

 これは防音材通販業者の多くがマンション向け製品、情報を中心に発信していると思われ、木造家屋の専門的情報がネット上では少ないという状況も背景にあると考えられます。

 私の防音相談の相談者などの情報からも、その傾向が見えます。

 また、製品を販売したり、騒音調査を専門とする業者が多く、キーワード検索の上位を独占しています。取引先の知人建築士が「彼らのホームページはいい加減なものが多く、世の中のためになるとは思えない」と言います。
 確かに、類似した製品を並べたり、誇大広告が多いようですが、それでも選別できる目を持ったユーザーは、役立つ製品を選び出し、実際に活用している事例もあるわけですから、世の中のために寄与していると、私は考えています。

 知人建築士は、自分自身がウェブサイトを作って運営しているのではなく、もらったものをそのまま放置しているわけですから、成長していません。世の中に寄与するつもりがあるのならば、ウェブサイト活用を本気で取り組むべきでしょう。通販業者を批判する資格は彼にはないと思います。

 通販業者は、それなりに自分たちでコンテンツを考え、ウェブデザインを専門業者に外注しながら運営しています。商いのために努力しているのです。

 私は、相談者には通販業者や防音工事専門業者、メーカーなどの状況を説明し、その中で費用対効果や妥当性を考慮して対策を提示します。

 私もまだまだ努力が足りないと思いますが、取引先には他の業者を批判する暇があるのなら、今まで私が提案したことを実行すべきだと言いたい。

 他の業者のウェブサイトを見ると参考になります。長所短所を見極めることができれば、自分自身のポジションも明確になります。ウェブサイト構築にも役立つはずです。批判するなら分析して、それを自分のことに活かせと取引先には言いたいです。

 今年もわずかです。数件の相談・契約案件の最終打ち合わせが今週あり、来年に向けて前進です。建築士からの有料相談の問合せもきています。

 大分、ウェブサイト経由での問い合わせが戻ってきました。
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by neo-diy | 2014-12-21 09:46 | 住まいの防音 | Comments(0)
現在、新築木造のピアノ防音室の見積り検討中です。
相談者は、私が提案した杉板の無垢材フローリングが気に入り、ぜひ使いたいというご希望です。音色がよくなるので、防音効果にもプラスになります。

ヨーロッパやアメリカのピアノ防音室はいまだに木造が多く、ピアノには木材内装が基本です。
*海外の事例ではお隣との距離がかなり離れているので、防音室と言うより音響効果重視です。室内に心地よく響かせることを前提に構築します。

一方、日本では無機的な吸音化粧板や石膏ボードが多用され、床も合板フローリングが多いようです。これはコストの問題だけでなく、部屋の広さや隣家との距離が近いなど住環境の違いが大きな要因です。

私の木造防音室の設計思想は、制振性と吸音性のある木材を活用して、適度な響きを確保しながら、剛性と吸音性を高めながら、必要な遮音性能を家の内部全体で確保することです。(戸外に漏れる音を大幅に軽減できればいいのです)
過剰な遮音はコストの無駄が多く、音環境も良くならないので、他の専門業者の様な金太郎飴のような防音室は好きではありません。

ですが、最近、予算上の制約が大きく、見積りの段階で受注できないことが増えてきました。費用対効果では絶対に負けないと思っていますが、他の業者にダンピングされると、見積金額だけでお流れになることもあります。
必要以上に予算を削られると本当に苦労します。

今回の件は、どうなるか分かりませんが、いつもどおりに、まっとうな見積りと提案書をご提示するだけです。

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by neo-diy | 2014-11-28 10:58 | 住まいの防音 | Comments(0)
私のホームページ(音響・防音対策)は不動産業者だけでなく、欠陥住宅を専門とする建築士にも無断流用されることがありました。
許可もなく盗作などをする建築士や不動産コンサルタントなどに依頼者を通じて抗議したり、直接本人に著作権の侵害であることを伝え謝罪させてきました。
*中には言い訳ばかりで逃げたものも居ました。

彼らは自分で勉強せずにネット上の情報を拾い集め、無断流用することが少なくなく、グーグル検索をすると私のコンテンツを切り張りしたようなホームページがヒットします。
取引先の建築士や大学の先輩は、建築・不動産業界のモラルは低く、情報を渡してもお礼の言葉もなく連絡が途絶えるケースが多いと言います。
*私も同感です。

それはベテランの建築士なども同様で、中にはホームページに掲載されているものは、そのまま使っても良いと思ったと苦しい言い訳をしたものもいました。
頭に欠陥があるような建築士が欠陥住宅を生み出した施工業者を攻めたてますが、自分たちは人様の情報を無断流用しているわけですから、正義という言葉とは反対に法やモラルを順守していないことがあります。

ある不動産コンサルタント(建築士の有資格者)、防音材通販業者が私のコンテンツを盗作したケースでは、私は証拠を画像などに保存して自分のブログで告発してから、彼らに伝えました。それは記録として残す為です。
自分たちが運営するサイト上で謝罪文を掲載せよと通告しました。応じるものも居れば、泣き言を言って手紙で勘弁してほしいという要望をしたものもいました。

最近の相談者の中にも、それら盗作業者の製品を検討しているかたも時々います。私はモラルのない業者や建築士の提案はあてにならないし、危ないと忠告します。
背信行為や著作権侵害がどんなにリスクがあるかという典型例です。

専門業者や建築士は社会的使命を重く受け止め、まっとうな仕事を行うべきです。
先週の2名の相談者の件を通じて改めて、考えさせられました。

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by neo-diy | 2014-11-09 07:56 | 住まいの防音 | Comments(0)

費用対効果と資材費用

世の中、東京でも景気はよくなく、今年のボーナスをあてにしてリフォームを計画しているかたも多いと思います。ただし、他の専門業者の半分の金額で高い防音効果を期待されるのは、基本的には非常に難しいことです。
しかも、一般の木材製品が値上がり始めている中での見積りは非常にリスクもあります。

防音職人では懸命に費用対効果を追及していますが、内装を解体して初めてわかる問題までは見通すことは無理です。防音工事は万能ではありません。
そこで、通常は段階的な対策を提案することが多く、楽器の防音室以外では特にそのように勧めています。例えば3つの部屋を防音工事したい場合は、まず1つをやってみて効果を確認したり、問題点を見極めてから、続きを考えてくださいという具合です。

このご時世に、大規模なリフォームを実行できるような予算を持っているかたは非常に少ないと思いますので、ぜひ段階的な対策をお勧めしたいと思います。

資材や防音材も値上がり傾向の中で、私もできるだけ早くご契約をいただきたいのですが、上記のような主旨で段階的な提案が現実的なところだろうと考えています。

まずは防音相談から始めてはいかがでしょうか。

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by neo-diy | 2014-11-05 08:32 | 住まいの防音 | Comments(2)

ホームページづくり、DIY防音や、知人のウェブページ、雑記※長文や迷惑文章でなければコメントを歓迎します。(東京都在住)


by neo-diy