カテゴリ:住まいの防音( 66 )

現在、新築木造のピアノ防音室の見積り検討中です。
相談者は、私が提案した杉板の無垢材フローリングが気に入り、ぜひ使いたいというご希望です。音色がよくなるので、防音効果にもプラスになります。

ヨーロッパやアメリカのピアノ防音室はいまだに木造が多く、ピアノには木材内装が基本です。
*海外の事例ではお隣との距離がかなり離れているので、防音室と言うより音響効果重視です。室内に心地よく響かせることを前提に構築します。

一方、日本では無機的な吸音化粧板や石膏ボードが多用され、床も合板フローリングが多いようです。これはコストの問題だけでなく、部屋の広さや隣家との距離が近いなど住環境の違いが大きな要因です。

私の木造防音室の設計思想は、制振性と吸音性のある木材を活用して、適度な響きを確保しながら、剛性と吸音性を高めながら、必要な遮音性能を家の内部全体で確保することです。(戸外に漏れる音を大幅に軽減できればいいのです)
過剰な遮音はコストの無駄が多く、音環境も良くならないので、他の専門業者の様な金太郎飴のような防音室は好きではありません。

ですが、最近、予算上の制約が大きく、見積りの段階で受注できないことが増えてきました。費用対効果では絶対に負けないと思っていますが、他の業者にダンピングされると、見積金額だけでお流れになることもあります。
必要以上に予算を削られると本当に苦労します。

今回の件は、どうなるか分かりませんが、いつもどおりに、まっとうな見積りと提案書をご提示するだけです。

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by neo-diy | 2014-11-28 10:58 | 住まいの防音 | Comments(0)
私のホームページ(音響・防音対策)は不動産業者だけでなく、欠陥住宅を専門とする建築士にも無断流用されることがありました。
許可もなく盗作などをする建築士や不動産コンサルタントなどに依頼者を通じて抗議したり、直接本人に著作権の侵害であることを伝え謝罪させてきました。
*中には言い訳ばかりで逃げたものも居ました。

彼らは自分で勉強せずにネット上の情報を拾い集め、無断流用することが少なくなく、グーグル検索をすると私のコンテンツを切り張りしたようなホームページがヒットします。
取引先の建築士や大学の先輩は、建築・不動産業界のモラルは低く、情報を渡してもお礼の言葉もなく連絡が途絶えるケースが多いと言います。
*私も同感です。

それはベテランの建築士なども同様で、中にはホームページに掲載されているものは、そのまま使っても良いと思ったと苦しい言い訳をしたものもいました。
頭に欠陥があるような建築士が欠陥住宅を生み出した施工業者を攻めたてますが、自分たちは人様の情報を無断流用しているわけですから、正義という言葉とは反対に法やモラルを順守していないことがあります。

ある不動産コンサルタント(建築士の有資格者)、防音材通販業者が私のコンテンツを盗作したケースでは、私は証拠を画像などに保存して自分のブログで告発してから、彼らに伝えました。それは記録として残す為です。
自分たちが運営するサイト上で謝罪文を掲載せよと通告しました。応じるものも居れば、泣き言を言って手紙で勘弁してほしいという要望をしたものもいました。

最近の相談者の中にも、それら盗作業者の製品を検討しているかたも時々います。私はモラルのない業者や建築士の提案はあてにならないし、危ないと忠告します。
背信行為や著作権侵害がどんなにリスクがあるかという典型例です。

専門業者や建築士は社会的使命を重く受け止め、まっとうな仕事を行うべきです。
先週の2名の相談者の件を通じて改めて、考えさせられました。

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by neo-diy | 2014-11-09 07:56 | 住まいの防音 | Comments(0)

費用対効果と資材費用

世の中、東京でも景気はよくなく、今年のボーナスをあてにしてリフォームを計画しているかたも多いと思います。ただし、他の専門業者の半分の金額で高い防音効果を期待されるのは、基本的には非常に難しいことです。
しかも、一般の木材製品が値上がり始めている中での見積りは非常にリスクもあります。

防音職人では懸命に費用対効果を追及していますが、内装を解体して初めてわかる問題までは見通すことは無理です。防音工事は万能ではありません。
そこで、通常は段階的な対策を提案することが多く、楽器の防音室以外では特にそのように勧めています。例えば3つの部屋を防音工事したい場合は、まず1つをやってみて効果を確認したり、問題点を見極めてから、続きを考えてくださいという具合です。

このご時世に、大規模なリフォームを実行できるような予算を持っているかたは非常に少ないと思いますので、ぜひ段階的な対策をお勧めしたいと思います。

資材や防音材も値上がり傾向の中で、私もできるだけ早くご契約をいただきたいのですが、上記のような主旨で段階的な提案が現実的なところだろうと考えています。

まずは防音相談から始めてはいかがでしょうか。

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by neo-diy | 2014-11-05 08:32 | 住まいの防音 | Comments(2)
 昨日の相談は、新築の木造ピアノ室でした。詳細は書けませんが、建築士と防音材販売業者の提案は、防音対策以前に、音響を無視したものでした。

 しかも防音材の遮音欠損や音の周波数を軽視したものでしたので、このまま施工すると問題があることを相談者に伝えました。近日、私のほうから提案書と防音施工にかかる費用概算を提示することになりました。

 きっと、このような案件が全国には沢山あるのだと思います。この相談者はピアニストであり、音楽プロデューサーでもあるので、音響は重要です。せっかくの新築木造家屋を台無しにしないように出来る限りのサポートを予算の許す範囲で検討したいと考えています。

 今回の相談は、改造中のウェブサイトにも大きな影響を与えることになりそうです。そうか、こんなことが?世間では起きているのかと、すごく参考になりました。無料相談でも、重要な情報をいただくと、私にもメリットがありますね。

 ちなみに、上記の防音材販売業者は、私の情報サイトを盗作したことのある業者でしたので、そのことも相談者に伝えましたら、驚いていました。悪事は必ず、自分に跳ね返ってくるという典型です。
*このようなケースは、いままで5件ぐらいありました。世間は狭いのです。

 今日も、木造ピアノ防音室の防音相談がありますが、今回は仕事場で打合せします。
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by neo-diy | 2014-10-25 07:58 | 住まいの防音 | Comments(2)
 先月から検討していた「新しい木造防音室の音響・防音施工」ですが、ようやく費用対効果の目途が付きました。相次ぐ防音材の値上げや品質低下の中で、新しい設計仕様を昨年から研究していました。

 来月、仕様の一部を担う遮音材を2件の現場で本格的に使用します。すでに今年の春以降、木造住宅の現場でその効果を体感できました。
 それに加え、職人や知人建築士の情報の中で有効な一般建材を見つけました。軟質シージングボードです。壁や床に使用します。

 私は、取引先の情報の中からも重要なものを選別し、独自に効果を見極めていましたが、ようやく日の目を見ることになりました。
 特に比較的廉価に施工できる簡易防音において、16~18dB以上の遮音性能アップを、約30~39ミリの厚さで実現できることは、非常に重要です。しかも、使用する防音材は1種類のみです。あとは一般建材で間に合うという点が、今後の展開に大きなメリットとなります。

 木造約6帖程度の防音室は、既存の遮音性能が25~30dBあるとすると、D-43~48を実現できますから、簡易防音でもピアノ防音室として機能します。
*某大手専門業者の防音壁は木造防音室でD-45~D-50を実現するために、厚さ150ミリ~180ミリを要するということですから、私の設計仕様のコンパクトな構造の優位性は明らかだと思います。
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by neo-diy | 2014-09-29 08:06 | 住まいの防音 | Comments(0)
 現在、震災復興関係、東京都心方面のリフォームなどにより、建築材料が不足気味で値上がり傾向にあります。同時に一部の防音資材もすでに値上げ(定価を変えず、仕入れ価格を値上げ)されているため、末端の施工業者においては相当な差額が発生しています。
*防音材の通販サイトも値上げしています。

 これに消費税がさらに値上げとなれば、相当ひどい状況になるでしょう。新築、リフォームに限らず、計画のある人は、早めに専門業者に相談されることをお勧めします。
 見積りは必ず有効期限があり、それを経過すれば差額分が発生します。一般的な木材も値上げ傾向にあり、下がる気配はありません。
*ロシア方面を経由している輸入木材(欧州アカマツなど)が大きな影響を受け始めており、品不足と高騰が見込まれています。
 これに伴い、カナダ・北アメリカ方面からの輸入木材も値上げするでしょう。

 一方、国内の防音建材が原材料高騰のため、とくに遮音ゴム系製品において良質なものが減少しています。ゴム臭のある再生合成ゴムチップをプレス加工した製品が多くなり、性能は低下しています。価格は安いのですが、遮音制振性能が従来品より低く、木造防音には使えません。
 その代替として、アスファルト・高比重充填材混合品が期待されています。私も昨年から取引を始めましたが、防音効果は良好です。木造住宅の生活防音や楽器防音室に向いています。

 遮音ゴムを取引している業者が不誠実な商いをしているので、この製品の取引量を減らし、上記の製品を増やしています。
 見積りなどの面で苦労していますが、別の取引先とも相談しながら、他の仕入れ先を探したいと思います。

 また、朗報ですが、木材の繊維を加工したインシュレーションボードの使用を併用し始めました。防音材を減らして音響・制振性能を向上させる設計・施工です。
 私も防音設計をバージョンアップさせています。手をこまねいているわけではありません。
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by neo-diy | 2014-09-12 08:22 | 住まいの防音 | Comments(0)

耐久性と防音効果

 最近、無謀なDIYや問題のある防音製品・施工など色々と相談はあるのですが、私のアドバイス、話を聞いていないかたが多く、勝手に想定した予算より多いとかで拙速に判断されるようです。最初に概算の目安を伝えているので、あとで聞いていなかったと言われるのは心外です。

 それに、私のほうは地震など壊れやすいリスクを回避しながら、出来る限り費用対効果の高い提案をしていますので、値段だけで他の業者と単純比較をされても困ります。

 他の専門業者?(ほんとうに専門家なのかは不明)が、地震ではずれると困るのでボードや下地を釘やビスで厳重に固定しましたという件がありましたが、これは絶縁・防振処理をしないで固定しているので、固体音がよく響くうえに遮音効果が伸びないという問題点がクリアできていません。

 このような業者と比較されたのでは、話にならない。相談者自体が技術などの価値がまったく見えていないということです。こういう相談者とは、さよならです。人の話を聞かない人は失敗しますよ。
 防音設計・工事と言うのは、耐久性と防音効果がバランスしているのが前提であり、これが基本です。地震国日本の常識でしょう。

 今日も防音相談があります。木造の防音室の件です。
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by neo-diy | 2014-08-29 07:57 | 住まいの防音 | Comments(0)
先日、防音建材会社から独立開業した取引先と情報交換を目的とした打合せを行いました。
いろいろと話を引き出そうとした結果、彼が過去に防音効果の余りない製品を含めて販売営業をしたことが明らかになるなど、御客への背信行為と思える裏情報を聞きました。
*彼は自分が開発した製品ではないので、ということを言いましたが、取引先としては無責任と受け留められても仕方ないでしょう。

 その彼が、現在新しい製品を開発中とのことですが、私は魂のない生きざまに違和感を持ちました。彼は最近、騒音調査しか問合せがないと言っていましたが、それは当然です。ホームページの改造や運営の提案などを無視して放置していたのですから(笑)。
いまは、食べるための製品開発、人脈関係の建築設計の2本立てで業務を進めているようです。
 この取引先は情報源として、このまま付き合うことにしました。

私のほうの商いは、私自身の体力的な限界や資金力も考慮して、「地域密着型の業務」を増やすための努力として、準備を進めています。「防音相談」「情報サイトの改造」の2つです。
*休み明け(来週)に本格的に作業する予定です。

特に力を入れようとしているのが、木造家屋の生活防音と楽器防音室です。住まいの防音対策は、使用する防音材、構造・工法にミスがあると効果は半減します。
気を引き締めて、業務の再構築を進めたいと思います。
*今日は、防音職人の開業記念日です。開業してから10年が経過しました。
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by neo-diy | 2014-08-15 08:25 | 住まいの防音 | Comments(0)
 先日、ご契約いただいた都内の新築防音室ですが、8月末が完成目標となり、現場はバタバタ作業が進み、建築士からの連絡が届かず、施主様から連絡が来るような事態になり、現場確認の日程がくるいました。

 そこで、急に施工図を早めて2枚と説明書を合わせて作成することになりました。木曜日までに作りたいと思いますが、見積り作成が1件あるので、同時並行ですね。

 今日は工事中の現場を確認に行きましたが、特段問題なく、職人2名に昼飯を食べさせてから戻り、そのあと、業務連絡を受けました。

 代休に入る前に先に契約案件2件の施工図に加えて、別の見積書1件を提出することになりそうです。たぶん、7月は2件の現場の立ち会いで忙しくなりそうです。
 なんだか、8月が未定なのですが、このアンバランスな日程はなんとかならないかと思うのですが、お盆休みもあるし、うまく調整しないと、商い的にまずいです。

 これは遠方の出稼ぎ現場を受注しないと日程がうまらないかもしれません。
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by neo-diy | 2014-06-17 16:16 | 住まいの防音 | Comments(0)
 日本では、とらぬ狸の皮算用とか、下駄を履くまでわからない、などと言いますが、先週契約案件の契約書を依頼者に郵送しました。そして中部方面から都内へ新築住居へ引っ越しを予定されているご家族の件が正式に動き出しました。
 また、来月の上旬に現場下見を予定している件も、ほぼ並行して検討を進めます。いずれも住宅に併設する楽器の防音室(主な用途はグランドピアノ)です。3番目の現場は間取りの改変があるので、構造的な補強も計画します。

 この3件が最重要案件です。ほか2件あるのですが、連絡が途絶えているので、予約に入れていません。意思表示のない件を含めると、あとで困るので保留扱いです。
 先に正式な依頼をいただいたかたが最優先です。

 それから、木造住宅の低周波を主成分とする隣家からの騒音対策の件が宿題になっていますが、これは見積り作成までお約束しています。

 これらが同時に動くと、対応できないので、まずは正式なご依頼をいただいた件から全力で進めます。全部契約になるとは思えませんので、確実な件から取り組みます。
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by neo-diy | 2014-04-14 08:39 | 住まいの防音 | Comments(0)

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