カテゴリ:住まいの防音( 71 )

防音建材、資材の値上がり傾向

 現在、震災復興関係、東京都心方面のリフォームなどにより、建築材料が不足気味で値上がり傾向にあります。同時に一部の防音資材もすでに値上げ(定価を変えず、仕入れ価格を値上げ)されているため、末端の施工業者においては相当な差額が発生しています。
*防音材の通販サイトも値上げしています。

 これに消費税がさらに値上げとなれば、相当ひどい状況になるでしょう。新築、リフォームに限らず、計画のある人は、早めに専門業者に相談されることをお勧めします。
 見積りは必ず有効期限があり、それを経過すれば差額分が発生します。一般的な木材も値上げ傾向にあり、下がる気配はありません。
*ロシア方面を経由している輸入木材(欧州アカマツなど)が大きな影響を受け始めており、品不足と高騰が見込まれています。
 これに伴い、カナダ・北アメリカ方面からの輸入木材も値上げするでしょう。

 一方、国内の防音建材が原材料高騰のため、とくに遮音ゴム系製品において良質なものが減少しています。ゴム臭のある再生合成ゴムチップをプレス加工した製品が多くなり、性能は低下しています。価格は安いのですが、遮音制振性能が従来品より低く、木造防音には使えません。
 その代替として、アスファルト・高比重充填材混合品が期待されています。私も昨年から取引を始めましたが、防音効果は良好です。木造住宅の生活防音や楽器防音室に向いています。

 遮音ゴムを取引している業者が不誠実な商いをしているので、この製品の取引量を減らし、上記の製品を増やしています。
 見積りなどの面で苦労していますが、別の取引先とも相談しながら、他の仕入れ先を探したいと思います。

 また、朗報ですが、木材の繊維を加工したインシュレーションボードの使用を併用し始めました。防音材を減らして音響・制振性能を向上させる設計・施工です。
 私も防音設計をバージョンアップさせています。手をこまねいているわけではありません。
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by neo-diy | 2014-09-12 08:22 | 住まいの防音 | Comments(0)

耐久性と防音効果

 最近、無謀なDIYや問題のある防音製品・施工など色々と相談はあるのですが、私のアドバイス、話を聞いていないかたが多く、勝手に想定した予算より多いとかで拙速に判断されるようです。最初に概算の目安を伝えているので、あとで聞いていなかったと言われるのは心外です。

 それに、私のほうは地震など壊れやすいリスクを回避しながら、出来る限り費用対効果の高い提案をしていますので、値段だけで他の業者と単純比較をされても困ります。

 他の専門業者?(ほんとうに専門家なのかは不明)が、地震ではずれると困るのでボードや下地を釘やビスで厳重に固定しましたという件がありましたが、これは絶縁・防振処理をしないで固定しているので、固体音がよく響くうえに遮音効果が伸びないという問題点がクリアできていません。

 このような業者と比較されたのでは、話にならない。相談者自体が技術などの価値がまったく見えていないということです。こういう相談者とは、さよならです。人の話を聞かない人は失敗しますよ。
 防音設計・工事と言うのは、耐久性と防音効果がバランスしているのが前提であり、これが基本です。地震国日本の常識でしょう。

 今日も防音相談があります。木造の防音室の件です。
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by neo-diy | 2014-08-29 07:57 | 住まいの防音 | Comments(0)

業務再構築の準備、反面教師

先日、防音建材会社から独立開業した取引先と情報交換を目的とした打合せを行いました。
いろいろと話を引き出そうとした結果、彼が過去に防音効果の余りない製品を含めて販売営業をしたことが明らかになるなど、御客への背信行為と思える裏情報を聞きました。
*彼は自分が開発した製品ではないので、ということを言いましたが、取引先としては無責任と受け留められても仕方ないでしょう。

 その彼が、現在新しい製品を開発中とのことですが、私は魂のない生きざまに違和感を持ちました。彼は最近、騒音調査しか問合せがないと言っていましたが、それは当然です。ホームページの改造や運営の提案などを無視して放置していたのですから(笑)。
いまは、食べるための製品開発、人脈関係の建築設計の2本立てで業務を進めているようです。
 この取引先は情報源として、このまま付き合うことにしました。

私のほうの商いは、私自身の体力的な限界や資金力も考慮して、「地域密着型の業務」を増やすための努力として、準備を進めています。「防音相談」「情報サイトの改造」の2つです。
*休み明け(来週)に本格的に作業する予定です。

特に力を入れようとしているのが、木造家屋の生活防音と楽器防音室です。住まいの防音対策は、使用する防音材、構造・工法にミスがあると効果は半減します。
気を引き締めて、業務の再構築を進めたいと思います。
*今日は、防音職人の開業記念日です。開業してから10年が経過しました。
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by neo-diy | 2014-08-15 08:25 | 住まいの防音 | Comments(0)

木造新築の防音室、急ピッチ

 先日、ご契約いただいた都内の新築防音室ですが、8月末が完成目標となり、現場はバタバタ作業が進み、建築士からの連絡が届かず、施主様から連絡が来るような事態になり、現場確認の日程がくるいました。

 そこで、急に施工図を早めて2枚と説明書を合わせて作成することになりました。木曜日までに作りたいと思いますが、見積り作成が1件あるので、同時並行ですね。

 今日は工事中の現場を確認に行きましたが、特段問題なく、職人2名に昼飯を食べさせてから戻り、そのあと、業務連絡を受けました。

 代休に入る前に先に契約案件2件の施工図に加えて、別の見積書1件を提出することになりそうです。たぶん、7月は2件の現場の立ち会いで忙しくなりそうです。
 なんだか、8月が未定なのですが、このアンバランスな日程はなんとかならないかと思うのですが、お盆休みもあるし、うまく調整しないと、商い的にまずいです。

 これは遠方の出稼ぎ現場を受注しないと日程がうまらないかもしれません。
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by neo-diy | 2014-06-17 16:16 | 住まいの防音 | Comments(0)

ついに動き出した防音案件

 日本では、とらぬ狸の皮算用とか、下駄を履くまでわからない、などと言いますが、先週契約案件の契約書を依頼者に郵送しました。そして中部方面から都内へ新築住居へ引っ越しを予定されているご家族の件が正式に動き出しました。
 また、来月の上旬に現場下見を予定している件も、ほぼ並行して検討を進めます。いずれも住宅に併設する楽器の防音室(主な用途はグランドピアノ)です。3番目の現場は間取りの改変があるので、構造的な補強も計画します。

 この3件が最重要案件です。ほか2件あるのですが、連絡が途絶えているので、予約に入れていません。意思表示のない件を含めると、あとで困るので保留扱いです。
 先に正式な依頼をいただいたかたが最優先です。

 それから、木造住宅の低周波を主成分とする隣家からの騒音対策の件が宿題になっていますが、これは見積り作成までお約束しています。

 これらが同時に動くと、対応できないので、まずは正式なご依頼をいただいた件から全力で進めます。全部契約になるとは思えませんので、確実な件から取り組みます。
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by neo-diy | 2014-04-14 08:39 | 住まいの防音 | Comments(0)

防音材の駆け込み予約

 取引先の防音建材メーカー数社に聞いたところ、駆け込み需要はグラスウール、ロックウールが多く、値段の高い遮音ゴムマットは殆ど受注に変化が無いということです。(2月24日現在)

 私のほうは一部の防音材に欠品が出ました。もともと受注生産で、月単位で限定された量しか生産しないもので、一定の注文が出るとなくなるものです。
*今月は月半ばでなくなりました。

 安い製品からなくなり、専門的で比較的値段の高い製品は注文量が増えないという感じですが、私の遮音ゴムマットは、知人やリピーターからの発注が多く、最近注文が増えています。
 これは、もちろん消費税の影響です。

 私の業態は物を売ることがメインではないので、防音材の扱いは薄利です。知人には値上げしたらどうかと言われるのですが、これ以上値上げしたら、個人ユーザーには入手しにくい製品となります。メーカーの動向を見てから決めますが、消費税アップの差額のみ価格を改定するつもりです。

 駆け込みに対応すると、本業に支障が出るので、3月10日をもって、3月中の納品分を締め切る予定です。
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by neo-diy | 2014-02-25 08:54 | 住まいの防音 | Comments(0)

無垢材フローリングとLL40

 現在、無垢材フローリングの下地に防音材を施工すればLL40の遮音性能を得られると誇大広告を展開している業者が居ると、取引先から報告がありました。

 無垢材フローリング+ケナフ8ミリ+遮音ゴム3ミリでLL40(軽量衝撃音遮断性能)と宣伝しているそうです。
*取引先の製品は遮音ゴムではなくアスファルトマット3ミリを使用してLL45という試験機関での計測結果をオフィシャルページに掲載しています。(コンクリートスラブ150ミリでの試験です)

 このことからも上記の業者の言う「ケナフ8ミリ+遮音ゴム3ミリ」ではLL40は得られないことになります。というのは、軽量衝撃音については遮音ゴムよりもアスファルトマットのほうが性能が高いからです。

 また、誇大広告業者のほうは、コンクリートスラブ200ミリで試験した自社データです。要するに公的な第三者機関で計測したものではないので、他の業者に比べて信頼性が低いと言えるでしょう。

 では、上記の業者が遮音ゴムを使用した理由はなんでしょうか。おそらく床暖房対策だと思います。アスファルトマットは床暖房パネルとの間に厚さ9ミリ以上の合板などを挟まないと使えないからです。

 ちなみに、重量衝撃音や空気伝播音については、遮音ゴムのほうが有利な場合があります。同じ厚さであれば、特性がアスファルトマットと異なるのです。

 健康住宅を謳う業者の多くは、異分野からの参入業者が多く、余り建築のことを知らないで宣伝をするので、製品の施工条件などの留意点も伝えないで販売することが多いようです。
*被害を受けるのはユーザー・購入者です。

 本当に防音の世界も、あの手この手で、売れればよいという考え方で、魂のない商いをやっているようです。
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by neo-diy | 2014-01-27 08:14 | 住まいの防音 | Comments(0)

防音相談と予約案件(2014年1月~5月)

 昨年の秋から今月までの段階で、いまのところキャンセルは2件しかなく、防音設計案件は3月まではすべて確定したようです。

これも防音相談(国立駅南口、西国立駅周辺)やウェブサイトの情報発信のお陰だと思います。

私の場合は、冬季は防音相談や運営するウェブサイトの更新を主な活動としており、経営的には最も苦しい時期でもあります。
*冬季に仕事の種まきをして、春に芽が出るという感じです。

この繰り返しで、独立開業してから約10年です。同業者?も格段に増えたようですが、かれらの前歴を見ると「防音設計・施工」とは無関係な業者が多いです。

防音設計・施工の業界は老舗が少ないのです。

さて、大分、作業もたまり、今日から仕事部屋にこもって図面や資料、見積書を作成しないと予約の件も危なくなりますから、今月末まで山場です。

 昨日の相談のお客様に、「防音職人」への依頼は、このブログの記事を見て決めましたと言われました! それは大変です(笑)。
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by neo-diy | 2014-01-21 09:15 | 住まいの防音 | Comments(0)

木造のピアノ防音室、リフォームの見積り

 急に1件、木造住宅のピアノ防音室の見積りを依頼されました。床や壁の補強、建具交換もセットで検討します。

 昨夜から最新の資材単価や製品をチェックしながら、出来る限り廉価で対応できる工法を検討しています。

 最近、地震もちょくちょく起きているので、相談者からも床や壁の補強は予算が許す限り実施したいというご希望をいただきました。

 築年数も古いので、床の束石や束の交換、大引きの補強も想定します。大半が補修と建具交換・増設、壁の改造費用に食われそうです。

 建物補強と遮音を同時に満足する工法・仕様を検討します。

 うちの職人チームは、このような工事が得意なので、見積りさえ折り合えば、来年2月着工に向けて契約となる見込みです。
*資材が値上がりする時期にずれこまないように、早めに準備します。

 今年は28日まで休みはありません。
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by neo-diy | 2013-12-22 08:43 | 住まいの防音 | Comments(0)

住宅と楽器防音室のコンテンツページ

 先月から今月にかけて、数名の相談者から、木造住宅と楽器防音室、防音材のコンテンツ・記事をまとめたようなページを、分かりやすいところにリンクを張っていただければ助かると言われました。

 メインサイトには概ね主要なページは備えてあるのですが、ブログや情報サイトのコンテンツまで含めると膨大な量になるので、まとめるにも時間が相当かかるので、今まで保留にしていました。

 しかし、忘れたころに、ときどき上記のようにリクエストなどがきますので、なんとか木造住宅と楽器防音室だけでも主な記事と主要なコンテンツへのリンク・補足説明を入れて、まとめページを検討したいと思います。

 ただ、このようなリクエストをする大半の人はDIY派が多く、防音材注文を主な目的とする人が中心です。要するに防音設計を発注する人ではないので、私にとっては緊急性があまり無かったのです。事業者ですから、どうしても中心業務に力を入れます。

 一人でウェブページを構築・運営しているので、どうしても手が回りません(笑)。ですが、今月は中旬以降、暇になりそうな気配がありますので、取り組んでみたいと思います。
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by neo-diy | 2013-12-12 09:31 | 住まいの防音 | Comments(0)

ホームページづくり、DIY防音や、知人のウェブページ、雑記※長文や迷惑文章でなければコメントを歓迎します。(東京都在住)


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