音響・防音設計の補正力こそが人間業

大手の重厚な代理店方式の防音設計を真っ向から否定するつもりはないですが、小さな木造建物に、過重な対策は向かないことは施主だけでなく、同業者も不安視するのは当然かと思います。

物件の構造に応じた補正内容こそ、限りある予算と空間の中で重要だと言えます。

金太郎飴のようにすべての構造に分厚い対策を実施することは予算と空間の無駄遣いになります。
*代理店方式の欠点は、親会社に与えられた設計・施工しかできないので補正できないことです。

ある地方の予約案件(木造新築防音室)では、空間が狭くなることと、予算を大幅に超過することが問題になりました。
そこで、私に相談依頼が最後に来まして、提示したのが薄型防音と木製資材の活用です。

まだ課題もいくつか残されていますが、概ね適正予算の中で出来る限りの方策を実施できる見込みとなりました。

残された補正内容は
・天井高を確保するため、24時間換気扇は壁付けにする。遮音性能を補強するための方策を既製品を使って検討中。
・隣室である寝室への音漏れ軽減策として、床の絶縁処理+取り合い部の納まり検討。
の2つです。

この課題を出来る限り、補正してレベルアップさせるのがオーダーメイドです。
新築業者の協力と施主の理解を得ながら検討していくことになります。
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防音相談の事例解説
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by neo-diy | 2018-02-17 07:36 | 住まいの防音 | Comments(0)


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