もらった情報を流用しても成功しない   

相談時にもらった提案書をそのまま流用しても失敗します。
*契約しないのなら、処分すべきです。それがマナーです。

専門家の提案書は、詳細の納まりと適正な製品を活用して初めて想定の効果が出ます。類似品や思い込みでやっても無理です。

スタジオの防音と住宅の防音室は構造も予算も異なるので、金太郎飴のような設計・施工は通用しません。

放送局のスタジオの防音工事をしたことがあると言っていた施工業者の施工図を見ましたら、案の定、遮音シートと石膏ボード、グラスウールだらけの大昔の工事仕様でした。
それと防振ゴムのパッキンを挟む工法です。共振するリスクもあり、木造には向かない工法でした。

設計会社が作った仕様を見よう見まねで適用しても、うまくいかないと思います。

私の提案書も流用されていると思いますが、同じ製品を活用して、詳細な施工図をもとに施工しないと同じ性能は出ません。

今年に入って連絡が途絶えた件は、少なくとも流用してなければいいのですが。

時々、提案書を渡した相談者から防音材だけ売ってくれと言われますが、全部断ります。それは明らかに契約しないで流用する意図が見えるからです。

さて、提案書づくりもあと2件となりました。これがかなり大変で、どうやって施工業者の提案を活かし折衷案を作るかです。地方の案件ですから、施工業者の提案を尊重しないと物理的にできません。
予算の壁と技術的な問題があるからです。

私は人様の提案を流用することはありませんが、改善対策を追加するというコンサルティングは実績がありますので、施工業者にとっても役立つはずです。
流用は認めませんが、自分たちなりに勉強してカスタマイズして活用することは問題ないです。

それは色々な分野で、普通に行われていることです。業界がレベルアップすることは良いことです。

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by neo-diy | 2018-06-14 08:04 | 住まいの防音 | Comments(0)

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