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自分が出来る事は信念をもって取り組んできた

自営業になって14年以上、会社を辞めてから通算すると15年以上が経過しました。
*来年は自営業15周年です。

今までの経験から、自分が努力しないで取引先をあてにする人は仕事の提携は難しい。価値観が異なるとさらに難しいということが身に沁みて分かりました。

専属の施工チームに自分の本業を教えて育てながら、現場仕事を提供してから約12年が経過しましたが、ついに解散のときが近づいています。

埋めようのない営業努力・考え方の溝はどうしようもなく、私よりも一回り若いにも関わらず、新しいことに挑戦しないので、新しい道を開拓することは無理でした。
私が与える現場仕事が途切れたところで終わりを迎えます。

私の本業の分野は15年前にくらべて業者が10倍以上増えています。

というのは当時は一般的な民間建築の仕事が極端に減り始め、単価も下がった時代だったので、多くの業者が衣替えしました。
まったく専門的知識もない、建築の事も知らない新参者が増え、ウェブサイトは林立しました。

現在は、大手業者やグループ企業が顧客を囲い込むような手法や、モデルルームで美味しいことばかり誇大広告をして目先の受注に走っています。
現場の構造や環境など関係なく金太郎飴のような提案を、どこの会社も繰り返します。

しかし、大手業者が宣伝力により知名度を高めるなかで、我々零細業者は東京では受注することが難しくなりました。先日、相談にお出でになった女性のピアノの先生は、宣伝力のある業者ほど中身がないと言われました。どこの会社も提案書や契約書の内容が同じであり、まるでグループ企業だと。

でも、我々は提携先すら作れずに、東京では苦戦してきました。
私の本当の提携先が健康上の理由でリタイアしたのは本当に痛かったです。

私の苦戦の理由は職人の意識を変えることができなかったこと、提携先の人脈を確保できなかったことです。自分で設計・コンサルティングからウェブサイト、事務経理を全部一人でやるのはきつかったです。
*職人の工事請負契約書や見積書、申請書など私が全部作ってきました。

PCが使えない人は、今の時代は実務は殆ど無理です。営業マンであれば私が作った書類をもって活動できますが、うちの職人にはそのような覚悟もありません。仕事を私又は知人からもらうことしか考えていない。

取引先の建築士と同様でもらうことしか考えないので、本当は自営業に向かないのです。

これからは私は、軌道修正とウェブサイトの見直しを迫られます。
創業当時の姿に戻ることになりますが、当時と比べて経験値は格段に増えていますので、いくつかの事業戦略を考えることはできると思います。

施工チームが解散することを契約者と相談者に伝えましたら、かなり驚かれました。すぐに仲間に伝えて、私のウェブサイトを紹介してくださる人も出てきました。
応援してくれる人も居ますので、頑張りたいと思います。

by neo-diy | 2018-11-28 07:31 | 事業者向けネタ | Comments(0)

ウェブページづくり、知人のサイト紹介、自営業・防音業界ネタ(東京都立川市・国立市)


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